最近這週推特上一直在轉鋼彈的雜誌,

因為有及川(宅)王子跟作者的這談,XD

終於看到照片,也終於看到訪談的內容~

貼一下︰

 

秘話続々…安彦良和×及川光博“ガンダム愛”対談〈週刊朝日〉

dot. 5月19日(木)11時30分配信

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 シャアの盟友、ガルマ・ザビの軍服に身を包んだ及川光博さんが興奮気味に迫るのは、ガンダム生みの親のひとり、安彦良和さん。安彦さんが描いた「機動戦 士ガンダム THE ORIGIN」の話をする二人はどんどん熱を帯びていって──。『週刊朝日』に掲載された特別対談の一部を公開する。

*  *  *
及川:まさか安彦先生とガルマのかっこうで会えるとは、夢にも思わなかったです。僕は「機動戦士ガンダム」(ファーストガンダム)をリアルタイムのオンエ アで見ていました。いわば最古のファンの一人なんですが、そういう面倒臭い人間と対談するというのは、どういうご気分ですか?

安彦:その頃に子どもだった人が、みんな立派になったり有名になられて、不思議な気がしますね。僕はあの頃からずっと同じようなことを、引きこもりで描いているわけで。

及川:2001年から「THE ORIGIN」を10年も描き続けられたわけですよね。やはり僕らは、一年戦争(注1)にまつわるエピソードが大好き。 「THE ORIGIN」では、一年戦争の前の過去編が描かれていて、それがとにかく刺激的です。過去編の設定やストーリーは、いつ頃から考えられたんで しょうか。

安彦:描き進めていくうちに決まっていきました。最初のシリーズに、非常に小さなピースがいくつかあるんです。そういうピースとピースをうまく繋(つな) いでいくと、これが面白かった。自然と繋がっていくんですよ、無理に繋げようとしなくても。ガンダムの世界を創ったのは富野由悠季氏で、あの頃の彼には何 かが降りてきていたといえるでしょうね。

及川:例えばシャアがルウム戦役で戦艦5隻沈めたとか、ジオンが独立戦争に至る経緯というのも、細かくは決まっていないのに、その伏線を富野監督が張っていたということですか。

安彦:ええ。閃(ひらめ)きでしょう。彼自身、なんでそうしたかということは説明できないと思います。

及川:テレビシリーズで、「キャスバル兄さあーん!」とセイラがシャアを追いかけるシーンがありますが(注2)、「THE ORIGIN」でその背景がしっかりと描かれ、こういう流れでこの別れがあったんだなと納得しました。

安彦:僕は最初、この2人はあまり気に入らなかったんです。彼らは亡国の王子と姫君でしょう。ちょっとガンダムっぽくないなあと。

 シャアは、昔からちょっと理解できないキャラクターでした。不倶戴天の敵であるザビ家を倒して、私こそ世継ぎだってやればいいわけです。そうすればダイ クン家の再興ができ、正しいジオンを創れるわけです。ところがシャアはそれをしないんですね。まったく生産的なことをしないわけです。説明がつかない。そ こで、シャアをちゃんと理解しなきゃ駄目だ、こいつの生い立ちを描かなきゃいけないという感じになってきました。彼の行動原理というのは、プライベートな 衝動なんです。

及川:シャアのお母さん、アストライアさんの悲劇(注3)があったからですよね。でも、それにしても自己中(笑)。独立戦争のきっかけになる暁の蜂起を仕掛けますし。

安彦:ええ。個人的な恨みが彼を動かす。幼少期に負った心の傷から、すべてが始まるんです。

及川:安彦さんがテレビシリーズを作っていた頃は、作品がこれほどまで進化し、深化すると思っていらっしゃいましたか?

安彦:全然思っていなかったですね。ただその前に「宇宙戦艦ヤマト」に携わっていて、あれも最初は低視聴率だったんですけど、一応のムーブメントを作りました。だからガンダムも、たぶん視聴率は取れないけど、若い人の一部は取り込めるんじゃないかというスケベ心はあった。

及川:ガンダムの劇場版が公開された時に僕は小学生でしたが、深夜から映画館に並んで見ました。熱かったですよ。あの熱が冷めないまんま、大人になってしまったなという感じです。

安彦:あの時はPTAから怒られてね。子どもが徹夜するのはいかがなものか、と。ああいう現象は初めてだったでしょう。社会問題になったんですね。

*  *  *
この後も2人の熱い対談は続いた……。(構成 本誌・菊地武顕)

注1:シリーズ第1作「機動戦士ガンダム」(1979年4月~80年1月放送)で描かれる地球連邦とジオン公国の戦争。

注2:シャアとセイラは、サイド3(後のジオン公国)の指導者で急死したジオン・ズム・ダイクンの子。本名はキャスバルとアルテイシア。

注3:幽閉先で死去。

※週刊朝日 2016年5月27日号より抜粋

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